久しぶりにうめにっき読み直してたら、

意外と大学生楽しんでたなっていう発見と

人間ってかわるな〜っていう感想がわいた

 

大学生活で得たものは一言で表すには難しいけど

膨大な哲学の知識でも、

胸を張れるリーダーシップでもなくて、

大切な人たちとのいっぱいの時間と、

自分は1人の独立した人間であるという自覚やったとおもう

 

多分もっと他にもある、たぶんというか、絶対他にもあるんやけど

 

多分後悔とかあげればあるし、

嫌やったこともめっちゃあったけど、

自分が好きな自分に近づけたような気がしてるから、大学生活を総評して、いい毎日やったなと思えてる

 

この4年間は自分に向き合った4年間やった

浄福寺に来てから1人の時間も増えたし、

1人で行動すること、

1人で決断しないといけないことも増えた

自分の人との付き合い方とか、

自分の好きなところ嫌いなところに目を向けた

 

そしたらなんでかわからんけど、

卒業間近の今になって自分の子どものこと考えるようになってた

たとえば名前どんなんがいいかなとか、

どういうふうに育て方するべきなんかなとか、

どういう立ち位置を取り続ければいいかなとか

それこそゼミのテーマの"人間形成"的な観点でそういうこと考えてる

 

まあこれはちょっと話しそれるから

今はいいんやけど、

 

子どものことなんか全く考えへんかった私が

こんなん考えるようになるみたいに、

絶対これからも私は変化していくと思う

でも今の私が割と好きやなあ、フラットな気がして

だから従わないとあかん何かが迫ってきてない今のうちに、色んなことへのスタンスを確立しときたいなあ

 

 

 

 

大学入学の時の課題図書の中に、

「人間は選択の積み重なりで出来てるんじゃない、そんな単純じゃない」って書いてあって、

その時私は、結局誰と関わるかとか誰のどんな要素に影響を受けるかとかっていう選択の積み重なりやろって思ってたけど、卒業間近になってはじめてその文章に納得した

 

選択の積み重なりが、積み木みたいにパーツが積み重なってるところから、どんどん溶けて境目が分からなくなるまで自分で解釈をつづけて、磨いて、それがいつしか私という1つの塊になって人間ができてると思うようになった

 

前か後ろか、横かななめか、上か下か、

どっちの方向に進んでるかは分からんけど、

成長したな〜とおもう、自分で、よかった

 

高校3年の夏、

たまたま地域観光学科の説明に来た先輩がどっかいってて、たまたま人間研究学域の先輩が暇そうにしてて、たまたま話を聞きに行ってその先輩が魅力的で、就職にも繋がらなさそうな、ただのぽっと出の興味だけで不安まみれの中 人間研究学域を第一志望にした私に言いたい、間違ってないよって

 

確かに初対面で、これから関係が深まるわけでもなさそうな人に、何勉強してるんですか?って聞かれたら、"文学部です"までしか答えへんし、

親戚からは哲学オタクに見られるし、

同じ学域の人はゴリゴリのパリピかゴリゴリの哲学オタクしかおらんかったけど、

 

自分と、人間に向き合った4年間は間違いじゃなかったなと今心から思えてる

 

大学生活を豊かにしてくれた全ての人、

全てのものに猛烈に感謝して、

これからの人生も"生きて"いきます