もしも世界に灯りがなかったなら

 

 

もしもこの世の中に灯りがなかったなら、

夜はどれほど暗いだろう?

 

 

 

 

 

 

 

長い1日を終えて、

終バスを逃した帰り道20分ほどの道をぽつぽつ歩きながら一際明るい街灯を見てふと考える

 

 

 

 

 

 

目の前にある

鬱蒼と茂った草木に囲まれた公園には、

街灯がない

 

 

一切光の届いていないそこは、

まるで真っ黒に塗りつぶされた紙のように

黒くて、少しまだらに見えた

 

 

 

 

夜は、物事を思い出させる性質があると思う

 

 

 

 

また今日も、漏れることなく

頭の中は昔の思い出巡りになった

 

 

 

 

 

 

 

もし灯りがなかったなら、

一緒に夜を過ごしたあなたの顔も見られなかったんだろうな、なんて

 

 

 

一緒に歩いた夜道を通っても

苦しんだりしなかったんだろうな、

だって見えないから、なんて

 

 

 

いっそ灯りがなかったなら、

あなたとの思い出の三分の一は消えてしまうから、三分の一は楽になるだろうな、なんて

 

 

 

 

 

 

 

その時ふと、涼しい風が私の隣を吹き抜けた

 

 

 

 

夏の匂いがした

 

 

 

この匂いどこかで

 

 

とおもったのも束の間

 

 

 

 

 

 

 

わかった

 

 

 

 

あなたと旅行をした時だね

 

 

 

 

 

 

 

「夏の匂いがする」

 

 

 

「夏の匂い?文学的〜〜」

 

 

 

 

って話したね

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ああ、灯りがなくたって結局

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だったら、

灯りがある方がいいな

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どうせ記憶から離れてくれないなら

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

できるだけたくさんのあなたを、

 

 

私だけが知っていたいから

 

 

 

 

 

 

 

 

 

元 ・ 私の柱へ

 

 

 

元 ・ 私の柱へ

 

 

 

 

 

 

 

あっという間に時間は過ぎて

あの日からもう1ヶ月が過ぎたね

 

 

 

私はずるいから、

あなたと離れても大丈夫なように

忘れられる準備ができていました

 

 

 

友達も、男の子もね

 

さすがにびっくりしたやろ〜〜

 

 

 

 

でもね、実際あなたがいなくなってからも

いろんな人が私の側にいてくれたよ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私に別れようっていったあなたの声は

今まで聞いたあなたの声の中で1番震えていて

1番落ち着いてたね

 

 

 

 

その時の声も、

初めてみた涙を目にためる顔も

まだまだ全然こびりついて離れないけど

 

 

 

あなたを意識しない生活を、毎日を

私はゆっくり歩き始めてるよ

 

 

あなたはどうですか?

 

 

 

 

 

 

 

 

ツイッターをついあさってしまう癖や

インスタの投稿を見てくれてるから確認する癖は未だに直せないけど、

 

 

 

もうまちがえてラインを送らないように

万が一手がすべって、電話なんてかけちゃわないように

 

非表示にすることができたよ

 

 

 

 

 

 

 

でもやっぱり、まだ完璧じゃないから

 

携帯の画面が割れちゃったって

あなたの投稿を見た時、

 

 

私それ知らないなあって

それすらも知れるような関係じゃなくなったんだなあっておもっちゃったよ

 

 

 

でもね、大丈夫だよ

 

 

 

 

 

バイバイする前に私が

あなたを忘れるように努力するって

言ったこと覚えてる?

 

 

 

 

私がこんな状態になって

あなたを頭に思い浮かべて

寂しくなった時でも

 

 

僕にできることならって

なにも言わずに横にいてくれる人がいるんだあ

 

 

 

最初はあなたの影を重ねて見てたのかもしれないけど 

今はその人をその人として見れるようになったんだあ

 

 

 

ギュってされても、キスをされても、

何も思わなかったし、

 

むしろ嫌だなって思ったりもしてたのに

 

 

最近はそんなこと思わなくなったんだあ

 

 

 

 

ちゃんと向き合えるようになった気がするよ

 

 

 

 

 

その人はあなたみたいに、

自分の都合ばかり優先したりしないし

 

すぐに好きだよって思った時に恥ずかしがらず伝えてくれるし

 

店員さんにも礼儀正しくしてるし

 

私の話を遮らず、楽しそうに聞いてくれるし

 

笑うツボも一緒だし

 

これ分からんやろうなってボケ言っても、

ちゃんとつっこんでくれるし

 

私が髪色とかリップとか服とか

変えたらちゃんと言ってくれるんだよ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私ね、この人にもたれてみようと思う

 

 

 

 

 

 

 

 

どうなるかは分からないけど

 

 

 

これであってるのかも分からないけど

 

 

 

 

でもね、その人をその人として見ることができて、

 

 

なおかつ魅力的だなって思えるようになったんだあ

 

 

 

 

 

ありがとう

 

 

 

ムカつくこともたくさんあったし、

振られ方はさすがにウザすぎるなって

今でも思ってるけど

 

 

 

 

4年間ありがとう

 

 

 

 

あなたと過ごした毎日は、

なんの偽りもなくキラキラした毎日だったよ

 

 

 

 

 

たくさんの幸せをありがとう

 

 

 

 

 

次はあなたじゃない人ともっと幸せになろうとしてみるね

 

 

 

 

 

 

 

これが本当のさよならかなあ

 

 

 

 

 

 

 

ばいばい

 

 

 

 

 

 

温奈

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「 私は映画が好き 」

初めてあなたついた小さな嘘は、あなたに近づくためのものだった

 

 

 

 

 

 

 

「 私はあなたが好き 」

今までで一番緊張した言葉は、あなたに近づくためのものだった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「 私は手を繋ぎたい 」

知らない間に口から出ていた言葉は、あなたに近づくためのものだった

 

 

 

 

 

 

 

 

「 どっか行こう 」

誘ったのは、あなたに近づくためのものだった

 

 

 

 

 

 

 

 

「 どんな音楽が好き? 」

聞いたのは、あなたに近づくためのものだった

 

 

 

 

 

 

 

「 今度試合見に行くね 」

1人でも見にいったのは、あなたに近づくためのものだった

 

 

 

 

 

 

 

 

「 電話しようよ 」

しつこく言ったのは、会ってない時もあなたに近づきたかったから

 

 

 

 

 

 

 

 

「 もっと態度で示してよ 」

初めて不満を口にしたのは、あなたにもっと近づいてほしかったから

 

 

 

 

 

 

 

「 もういいよ、別れたいんやろ 」

初めて口にした別れるという言葉も、あなたとの近さを確かめたかったから

 

 

 

 

 

 

 

「 だいすき、愛してる 」

あなたがそういう度に、私たちの距離が近くなった気がした

 

 

 

 

 

 

「 好きなのかわからない 」

そう言われた時、目の前にいるはずのあなたとの間に大きな距離を感じた

 

 

 

 

 

 

 

「 私はどんなあなたも支えたい 」

声にならない声を使って、あなたに近づこうとしてみた

 

 

 

 

 

 

 

 

「 うん、ありがとう 」

お礼なんかが欲しいんじゃないよ、やっぱり近づけないみたい

 

 

 

 

 

 

 

 

ペギー・スー

 

空を飛んで雲の上でお昼寝したい

 

 

 

 

 

遠い遠い国に大好きな人達と一緒に行きたい

 

 

 

 

 

 

今ある環境全部忘れて身も心も自由になりたい

 

 

 

 

 

 

前髪なんてくしゃくしゃでも気にしない人になりたい

 

 

 

 

 

小さなことにイライラしない人になりたい  

 

 

 

 

 

 

人の短所に目がいかない人になりたい

 

 

 

 

 

 

自分のことは自分でこなせる人になりたい

 

 

 

 

 

 

誰にでも親しまれる人になりたい

 

 

 

 

 

 

たくさん笑える毎日でありたい

 

星野源の、黒鍵が鳴るとき

すごくすごく久しぶりのブログに

なんだか緊張する私です

 

 

お久しぶりです!

 

 

2ヶ月ほど時間が空いてしまったことに

特に理由はなくて、

 

なんとなく満足したいくつかの自分のブログ投稿への熱量を自分の中に探せなかったから、

=ちょっと飽きた

 

というのが理由というか、いいわけです🤤

 

 

なんとなく書きたいなと思って、

軽い気持ちで今日は書きます

 

 

 

 

 

 

 

 

閉店時間になっても

なかなか出ていかないお客さんに嫌気がさしながら、

予定より40分遅れて終わったバイトの後

 

 

 

 

帰るとすぐにお風呂に入って

いつも通り布団に潜って

いつも通り携帯で

ユーチューブのアプリを開きました

 

 

 

 

いつも見てるユーチューバーの今日の動画をチェックしたあと、

なんの気もなく急上昇欄に目を移すと、

 

 

 

 

 

 

星野源POPVIRUS MV」

 

 

 

 

 

 

が、すぐに目に留まりました

 

 

高校一年生の時

大好きなカラオケのランキングで

いつも上位にあった彼のSUNという曲をきっかけに、

歌手として星野源を好きになったのをふいに思い出して

 

 

 

なんとなく懐かしい気持ちになりながら、

その動画を見ました

 

 

 

 

 

しばらく沈黙の後、

耳に飛び込んできた音楽は彼の声なしでも、

イントロの部分で既に

 

 

 

 

星野源

 

 

 

 

だなって分かるような、そんな曲でした

 

 

 

それと同時に、

星野源の曲ばかりを聞いていた

高校一年生の自分の思い出が

流れるようにフラッシュバックして

 

 

音楽と思い出って深く深く結びついてるなあ

って強く感じたのが、なんだか嬉しくて、

 

 

苦しかったことも、嬉しかったことも、

全部まとめて思い出させられて

 

音楽っていいなあと思いました(月並み)

 

 

 

 

 

ちなみに私の中では、

 

 

 

 

星野源の  くだらないの中に

 

平井堅の  僕は君に恋をする

 

いきものがかりの  うるわしきひと

 

クリープハイプの  陽

 

Kis-My-Ft2の  雨

 

 

 

 

この5曲が

私の思い出の引き金を引きます

 

 

 

 

一瞬一瞬、

どんな自分の気持ちも忘れないように

 

 

私が何を考えたのか、想ったのか

私だけはわかってあげられるように

 

 

 

 

そのためにいろんな音楽を聴くことは

有効なのかもしれないな、と思った今日でした

 

 

 

 

人差し指を変な虫に噛まれた。

 

おととい、母と言い合いをしました。

 

 

 

いつものように

始まりはちょっとしたきっかけで、

いつもたまっていたお互いの不満をぶつけあって

またいつものように

プチ冷戦がはじまりました。

 

 

 

ただいつもと少しだけ違ったのは、

不満をぶつけるだけじゃなくて

ごめんも、ありがとうも全部含めて

私が自分の思っていることを

母にちゃんと伝えようとしたことでした。

 

 

 

直接伝えるには、勇気が必要だったから、

長い長い手紙を書きました。

 

 

自分でもびっくりする程、

手が止まらなくて気が付いたら泣きながら必死に

ペンを動かしてました。

 

( 学校でもこんなに文字を書かないのにネ )

 

 

 

伝えたいことを、書きなぐっただけの手紙を

私はこっそり母の見える場所に置いて、

ちょっと、というか

すごくドキドキしながら

ベッドに入りました。

 

 

 

なかなか寝ることができずに、

ただ寝返りを打っていたとき

母が階段を下りる音が聞こえて、

 

 

 

手紙読んでくれてるのかな、

読んでたとしたら私の部屋に来て怒られるのかな、

ってたくさんの心配をしながら、

 

 

 

母が階段を上がってくるのをただ待ちました。

 

 

それを待っている間に寝てしまった私は、

次の日起きたとき

母に会うのがなんだか怖かったです。

 

 

 

でも、私の予想とは裏腹に

そこにいたのはいつもよりも穏やかな顔をした母でした。

 

 

その姿に、逆に怖さを覚えて

当たり障りない会話をしました。

 

 

その会話の中で、

昨日の手紙の話が1回も出なくて

 

読んでないのかなって思ったけど

 

置いていた手紙はもうなくなっていて

 

読んだけど、読んでないふりをするんだなって

 

なんだかすごく悲しい気持ちになりました。

 

 

そのままの状態で私は用事に出かけました。

 

帰るときに、いつも通り

この電車で帰るよって連絡を入れると、

 

 

帰るのが今日は遅くなるから

先に帰ってごはん適当に食べてて

 

と母から返信が返ってきました。

 

 

はーい

 

 

といつも通りの返事を送りながら

昨日のことも相まって少し寂しい気持ちになりました。

 

 

 

珍しく携帯も触らずに、

ただ音楽を聞き流しながら

家までの1時間半の道のりを

ぼーっと帰りました。

 

 

 

家について、ふと

私の手紙はどこにあるんだろう

と思って

 

誰もいない真っ暗な家の中を

たくさん探しました。

 

 

 

 

でもなかなか見つからなくて、

おそるおそるゴミ箱も開けてみたけど

 

そこにもありませんでした。

 

 

 

 

それでも根気強く探していると、

母の大切な手紙を保管している箱に

四つ折りにされた私の手紙が入っていました。

 

 

 

ほっとしたのもつかの間、

 

その手紙と一緒に何枚かの紙が折りたたまれていました。

 

 

 

 

なんだろうとおもって

開いてみると

 

 

そこには、いつも通りの母の綺麗な字が

びっしり しきつめられていました。

 

 

 

文章を何度も

書いては消して書いては消した跡が

たくさん残っていました。

 

 

 

母なりに、

私に伝わりやすいように

いやな気持にさせないように

それでも想っていることがちゃんと伝わるように

してくれたんだと思います。

 

 

 

下書きの紙を見る限り、

まだ半分も書かれていない

清書用の綺麗な紙も一緒に入っていて、

 

 

まだ返事が書けてなかったから

私に何も言ってこなかったんだなって

そこで気付きました。

 

 

 

知らない間に私はひとりで泣きじゃくっていました。

 

 

 

そのあと少しして少し酔っぱらった

母と父が帰ってきました。

 

ひとりでごはん食べさせてごめんね

 

なんて言いながら

 

 

 

私は母の顔を見ると、

また泣きそうだったから

 

すぐにベッドに入りました。

 

 

 

 

そこから1時間くらいした後

母が私の部屋に入ってきて

 

手紙、読んだよ

あなたみたいに綺麗に文章は書けなかったけど

返事書いたんだよ

 

っていう言葉と一緒に

書き上げた綺麗な紙を

私に渡してくれました。

 

 

泣いている顔を見られるのが

なんだかとても恥ずかしくて

 

大人げなく顔もまともに見れずに

ありがとうって言って

寝たふりをしました。

 

 

そして今日の朝、

手紙読んだよ、ありがとう

ってちゃんと目を見て伝えました。

 

 

 

 

綺麗な文章じゃなくても

伝えようとしてくれたから

 

ママの気持ち、ちゃんと伝わったよ

私の気持ちもちゃんと伝わってたら

うれしいな。

 

 

 

 

 

うめこ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

RGB

 

 

何だか不思議な心地がした

 

 

 

自分の中に囲っていた

違う場所同士の2人が

私の目の前で会話をしていることが

 

 

 

自分と交わしたことのある話を

最初から丁寧に

相手に伝えている2人が

 

 

 

決して自然ではない

出会い方が

 

 

 

 

なんだか寂しい心地がした

 

 

新しいホームを

つくってしまったのではないかということが

 

 

すぐに深度の深い

話に至ることのできる2人が

 

 

私がいなくても、

と考えてしまう私の心が

 

 

 

 

なんだか嬉しい心地がした

 

 

私のホームが広くなると

感じられたことが

 

 

自然と交わされるその会話が

 

 

お互いを思いやるその心が

見えたことが

 

 

 

 

 

重なり合うと白く光って何も見えないな

 

 

 

私達は見えるようになるかな

 

 

 

見えてきたらいいな

 

 

 

うめこ