形の見えない何かで私を包んで離さないで、できないならせめて何もしないでね

 

 

 

秋になったからなのか、

どこか慢性的に寂しい毎日だね

 

 

 

 

 

涼しい風が吹くたびに、

姿は見えないのになぜか香る金木犀の匂いを感じる度に、

寂しい季節になってきたなと思う

 

 

 

 

 

 

 

 

夜になるとうるさく聞こえる虫の声も

どことなく寂しさを助長させるような気持ちになる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

寂しいからなのかは分からないけど

夢中になれるものが、

気を遣わずに目一杯のめりこめるものが欲しいな

 

 

 

 

 

 

だから将来のことで目の前いっぱいにしたくなったり

新しく何かをはじめてみたくなったり

新しい人間関係を築きたくなったりしたくなるのかなあ

 

 

 

 

 

妄言ばっかで、地団駄踏んでるだけの私だけどね

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そういえば、

丁度2年前くらいに「私の倫理」について話した時

 

 

 

 

人を通してしか自分のことを感じ取ることが、見ることができないから

対峙する人の影響をものすごく受けやすい

 

 

 

 

なんてことを言ったけど、

まさにそうだなあと思う2年後の私がいるよ(その時の私へ)

 

 

 

 

 

 

 

向かい合う人に心の底から全部委ねても、

委ねたものと同等のものが返ってこないとやっぱり辛いなと、

というか、寂しいなと思った

 

 

 

 

 

何年も前から言っていることだけど、

私が注いだ愛の分だけ、同じ分だけでいいから愛が返ってきて欲しい

 

 

 

 

 

別に誰がということはなく、男女構わず共通して私自身のなかでこの思考が強いから、

期待しすぎて寂しくなるのかな

 

 

 

 

 

多分、一緒に過ごす時間とか、言われる言葉とか、

目に見えたり、耳で聞こえたり、形で見えるものだけじゃなくて

それだけじゃはかれない何かを過敏に読み取ることができるんだと思う

 

 

 

 

私には「私が好きな人に私を好きにさせる能力」があるって言ってくれる人が

何人かいるけど

多分形では見えない何か(具体的に挙げるのは野暮なので言わない)を

過敏に読み取るからなんだろうなとか考えた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だから単純な言葉だけでは飲み込めないものもたくさんあって、

満ち溢れているように見えてそうでも無いものもたくさんあって、

得体の知れないモヤモヤに苛まれることがたくさんあるんだろうなあ

 

 

 

 

 

別に毎日好きだなんて言わなくてもいいから、

DMの最後に実現しないまた遊ぼうねなんて言葉いらないから、

 

 

 

 

 

 

 

 

形の見えない何かで私を包んで離さないでいてくれれば、

それだけで満足だから、ね

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

p.s.

あなたはそれだけが上手だったね

酔った勢いで間違って送ってしまったラインも

しっかりスタンプだけで返してくれたあなたが

とてもあなたらしくて

そんなあなただったから大好きでした